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がん細胞の悪性度-分化型と未分化型について

細胞機能の成熟度を測るバロメータ

がん細胞の悪性度は、分化型のがん細胞なのか、未分化型のがん細胞なのかで大体判断できます。
では「分化」とは何でしょうか。分化とは、細胞の機能がどれほど成熟しているかを判断するバロメータです。

例えば、細胞の機能が成熟しないと、皮膚組織を構成する細胞にはなれません。
皮膚細胞は分化が進んだ細胞といえます。これから皮膚細胞以外のものに変化することはありません。しかし、皮膚よりも内部を構成している細胞は分化が進んでいませんので、これから産毛になるか、皮膚になるかを待っている状態です。つまり「未分化」の状態ということになります。

転移率の低い分化型のがん

がん細胞も、考え方は同じです。「分化型」のがん細胞は、もうすでにがん細胞自体の機能が成熟しています。例えば胃の粘膜組織に発生する一般的な胃がんは、この分化型に分類されます。

分化型の胃がん細胞は、粘膜組織という機能を持っています。
このため、固まりで増殖しやすく、発見も治療も比較的容易です。また、他の組織に転移する可能性も低く、病変の速度もそれほど速くないため、悪性度は低いといえるでしょう。

悪性度が高い未分化型のがん

しかし、スキルス胃がんなどのがん細胞は、「未分化型」に分類されます。
個々のがん細胞自体が独立していますので、それぞれが胃の内部組織中で浸潤を始めていきます。
このため病変の速度が速く、発見が遅れることが多いといえます。

また、がん細胞自体に独立性があるので、拡散しやすく、他の臓器に転移しやすいことも特徴です。
治療が困難なケースも多く、悪性度は非常に高いといえます。

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