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直接浸潤

癌細胞が他の臓器に直接浸潤する転移癌

「直接浸潤」とは、胃壁の外へ出た胃癌が、胃と隣り合っている臓器に直接広がっていくことです。
癌細胞が胃壁を突き抜けると、近くの大腸や膵臓など他の臓器に直接浸潤していきます。

直接浸潤への度合を計る深達度

直接浸潤への度合いは、癌細胞がどのくらい深く胃壁へ進んだかで判断します。
これを深達度といいます。癌を分類しステージを決定する「TNM分類」の中ではT分類に該当し、基本クリニカルステージを決定するのに非常に重要な因子とされています。

T0=腫瘍なし、T1A=腫瘍が胃の粘膜に限局、もしくは胃の粘膜下層に到達、T2B=腫瘍は筋層もしくは漿膜下層まででとどまり、胃の表面には出ていない、T2=腫瘍が漿膜を超えて胃の表面に出ている、T3=腫瘍が胃の表面に出ていて、他の臓器にも癌が広がる、T4=肝、肺、腹膜など遠隔臓器に転移、となっています。

直接浸潤した癌の治療法

一般に胃癌の根治が可能なのは胃の中に癌が留まっているケースで、また周囲の臓器に直接浸潤していても、その臓器が切除することが可能な部位であれば、その臓器を切除してしまうことで根治する可能性があります。

T3、T4となると通常手術は行わず、抗がん剤による化学療法がメインとなります
ステージとしてはかなり深刻で、治療の難易度も高いものとなります。

化学療法が用いられことも

深刻な直接浸潤によって転移が進み、癌の病巣の完全除去ができないことが明らかな場合、化学療法が行われます。ただし、胃癌は比較的化学療法が効きにくい癌とされていて、化学療法単独で胃癌が完全に治ることはないため、延命効果や緩和ケアが中心になる場合もあります。
現在、化学療法と放射線療法との併用療法が研究中で、今後の進展が期待されています。

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