胃癌の症状や治療を知る |胃がん調べるネット

胃がん調べるネットトップ > 転移のこと血行性転移

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

血行性転移

癌細胞は血流を通して転移する

「血行性転移」とは、癌細胞が血管を使い血流に乗って転移する方法です。

胃の中の粘膜層はリンパ管や血管の発達が乏しいので、粘膜内にとどまる早期癌はリンパ節転移や血行性転移をおこしません。そこから一歩進んで、癌細胞が胃壁にある血管内に入り込み、血液の流れによって全身に流れていって、他の臓器に転移病巣を形成します。

胃の血液は肝臓に流れていくので、血行性転移で最初の転移先は肝臓であることが多く、「肝転移」ともいわれています。もともと肝臓は血液を代謝する役割を持つので、全身から大量の血液が流れ込むため、血行性転移しやすい場所といえます。他には肺や脳などもあげられます。

血行性転移の治療法

血行性転移がみられると、胃癌の進行度は最も進んだIV期と判断されます
癌細胞が全身に散らばっている可能性が大きく、部位の切除だけでは除去し切れないので、通常は外科的切除は行わずに、化学療法が中心となります。

ただし、病巣が肝臓のみにとどまり、転移巣のすべてを除去できると考えられる場合にのみ、患者の体力なども検討したうえで、内視鏡切除や外科切除による転移巣の切除手術を行う場合もあります。

カテーテルで抗がん剤を注入する

肝臓以外に転移がない場合、「肝動注化学療法」といって、リザーバーやポートと呼ばれる小さな薬液注入装置を皮下に留置し、カテーテルで肝動脈内に抗癌剤を持続的に注入する治療方法を行う場合もあります。

肝臓の転移巣に直接届くので効果が高く、抗がん剤の量を抑えられるので副作用も少なくすみます。
また、特殊な針を腫瘍に突き刺して、針の先から発生させた熱でがんを死滅させる「ラジオ波焼灼療法」もあります。

スポンサードリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

INDEX 胃癌とは何か 胃癌の検査を詳しく 胃癌の主な治療法 治療後の心配事 胃癌との関係は?知っておきたいピロリ菌

Copyright(c)胃がん調べるネット All rights reserved.