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縮小手術の内容と対象

規模の小さい胃癌手術

胃癌に対して手術を行う場合、「縮小手術」という術式があります。
縮小手術とは、簡単に言うと、定型手術よりも規模を縮小して手術を行うことです。

従来、胃癌の手術は早期胃癌の場合でも胃の3分の2以上を摘出し、胃の周囲にあるリンパ節のすべてを郭清、つまり切除することがほとんどでした。これは、胃癌細胞を完全に除去するためとはいえ、安全性を考えて余計に切除していたともいえます。
しかし近年、こうした定型手術ほど大々的に切除を行わず、小規模な切除でも予後が良いとする研究が増えてきたため、縮小手術が行われるようになりました。

胃癌縮小手術の対象

胃癌の縮小手術の対象となるのは、ごく早期の胃癌で、病変部が2センチ以下、リンパ節への転移がないケースです。進行の程度を示すステージで表すと、ステージ1Aかステージ1Bとなります。

縮小手術の特徴は主に2つあります。1つはリンパ節を温存できることです。
もう1つは胃の出口にあたる幽門を残せることです。
リンパ節は、主に胃から入ってきた細菌を退治する役割があります。胃癌の縮小手術なら、リンパ節を温存できますので、術後の健康状態が悪くなることを防げます。

縮小手術術後のメリットと合併症とは

また、幽門を残すことには、胃に腸液が逆流してくるのを防ぐ効果があるだけでなく、胃にある食物が小腸に大量に落ちるのを防ぐ効果があります。
食物が一気に小腸に落ちると、「ダンピング症候群」が起こりやすくなります。

ダンピング症候群は胃の摘出手術を受けた患者さんの多くが訴える症状です。
手足の震え、めまい、動悸が起こります。胃癌の縮小手術には、このダンピング症候群を抑える特徴もあります。

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