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胃分節切除

胃癌の手術では全摘出が基本になる

胃癌を手術で治療する場合、癌細胞を除去するために、胃を切除する必要があります。
胃癌がある程度進行したステージ3Bでは、胃の全摘出を行うケースが標準的な治療といえます。

胃癌の進行がそれほど進んでおらず、転移も見られないステージ2では、胃部分切除術を実施するケースが多いでしょう。胃部分切除術には、胃の上部を切除する噴門側胃切除術、胃の下部を切除する幽門側胃切除術が知られていますが、「胃分節切除」という方法もあります。

胃の摘出を最小限に抑えた術式

胃分節切除とは、胃部分切除術よりも、さらに胃を温存できる手法の1つです。
主に早期胃癌のケースで行われることが多く、転移が少ないことや病変部が胃の中央部寄りで、癌が小さいことが条件となります。

通常、幽門側胃切除術で胃の7割前後、噴門側胃切除術で胃の5割前後が摘出されてしまいます。
しかし、胃分節切除はこれらよりも胃の摘出部分を少なく抑えます。
具体的には胃の中心部ともいえる胃体部を輪切りの要領で切除し、上下に分断された胃を吻合するという手法で行われることが多いといえるでしょう。

胃分節切除のメリッ・デメリット

胃分節切除は、幽門側胃切除術よりも胃の切除部分が少ないですし、噴門側胃切除術後に発生しやすい逆流性食道炎の恐れも少ないことが報告されています。

ただし、胃分節切除を実施するメリットはそれほどない、とする研究もあります。胃が温存できるとはいえ、病変部を残してしまい、胃癌の根治に疑問がある、というのが理由です。
つまり、胃分節切除はいまだに研究途中の手法であり、これからの研究成果が期待される術式の1つと考えたほうが良いようです。

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