胃がん調べるネットトップ > 胃癌の検査 > 胃癌の初期症状
胃癌は早期発見できれば、治療しやすい癌の1つです。このため、胃癌の初期症状を知っておくと、症状が出た時に胃癌だと気づきやすくなります。
では、胃癌の初期症状には、どんなものがあるのでしょうか。
一般的に胃癌は、初期症状が出にくいといわれています。
最も多いパターンの胃癌は、まず胃の粘膜層に出来ますし、病変の速度も速くありません。
粘膜層に出来た数ミリの胃癌の初期症状は、ほとんど自覚できないといえるでしょう。
しかし胃癌が少し成長して、数ミリから2センチ程度になると、消化不良や食欲不振などの症状が出始めます。また、ゲップが多くなったり、異常に満腹感を覚えたりするケースもあります。
こうした症状が出たとしても、大半の方が夏バテのせい、体調不良のせい、疲れのせいなどにして、胃腸薬を飲んでごまかしてしまいます。こうした方が多いため、なかなか胃癌の早期発見は難しくなっているのが現状です。
胃癌がさらに進行して、数センチの大きさになり、癌細胞の浸潤が粘膜層だけでなく筋層まで及ぶようになると、みぞおちの痛み、胃痛、食べ物が食べにくい、嘔吐するなどの症状が出てきます。
これらは早期胃癌の症状というよりも、進行胃癌の初期症状となります。
黒い便が出るようになったり、血を吐いたりするケースもありますが、これは胃癌の浸潤が相当進んでいる症状です。
ここまで放置せずに、早期胃癌の初期症状が出たら迷わず、かかりつけのお医者さんに相談するか、検診を受けるなどの対策を行うことをおすすめします。
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