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膵液瘻(症状や治療)

傷が原因となり膵液が腹腔内に漏れる疾患

胃癌の手術の合併症として「膵液瘻」があります。これは手術などで膵臓に傷がつくことで、膵臓の外分泌腺から分泌される膵液が腹腔内に漏れることです。

開腹手術や腹腔鏡を使った手術では、日本の医療技術は高度に進化しているので、手術そのものの危険性はきわめて低いと考えられますがこうした合併症の可能性はあります。

膵液瘻の症状

膵臓が産生する膵液という消化液は、タンパク質・脂肪・糖類を分解する酵素を含んでいます。
通常、胃や腸の中では粘膜が保護しているので、消化機能がある膵液でも自分の組織を溶かすことはありません。

しかし腹腔内に膵液が漏れた場合は、自分の組織であっても周囲の組織を消化するように溶かしてしまうため、それが原因で血管や腹腔内組織を溶解するなどの障害を起こし、大出血や腹腔内膿瘍の原因になります。術後経過は膵液漏が発生するかどうかにかかっているともいわれています。

治療法と入院期間

膵液瘻では、膵液を外に誘導して、腹腔内にたまらないようにするドレナージを行うことで、ほとんどの場合自然治癒します。ただし消化酵素の分泌を行わないよう絶食で治癒を待つため、その期間は点滴によって栄養を補うことになります。

膵液瘻がおこる可能性があるため、膵臓からの膵液の漏れがおこらないか観察を行うので、手術後少なくとも10日から14日間の入院が必要とされています。
膵液瘻が確認された場合は、点滴で栄養を補給する期間が必要なので、入院生活が1ヶ月以上となるケースもあります。

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