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パクリタキセル腹腔内反復投与療法

胃切除後の進行性胃癌

「パクリタキセル腹腔内反復投与療法」とは、胃切除後の進行性胃癌で、適応症としては「腹膜に転移している、腹腔洗浄細胞診で陽性である、ステージ2か3で、肉眼型分類が3型か4型である」とされています。

病変部に直接投与する化学療法

進行性の胃癌の場合、胃切除後に胃や腸などを覆う腹膜に転移するリスクが高いですが、腹膜転移が起こると手術だけで根治することはできなくなります。
そのため、比較的副作用の少ない抗がん薬のパクリタキセルを「埋め込み型腹腔用ポート」を使用して、腹腔内の病変部に直接投与する先進医療技術を使った化学療法です。
腹腔内または腹膜表面の癌細胞に対しては、静脈内投与を上回る効果があるとされています。

パクリタキセルは、従来は点滴で静脈から投与されていましたが、パクリタキセル腹腔内反復投与療法によって、パクリタキセルを直接的に腹腔内へ反復投与することで、腹腔内や腹膜に拡散した癌細胞をより効果的に消失させます。点滴よりも効果があるとされている方法です。

パクリタキセル腹腔内反復投与療法の方法

方法としては、胃全摘術、およびその周辺の第1群リンパ節および第2群リンパ節を切除する時に、腹腔内投与用の皮下埋め込み型腹腔用ポートを挿入します。
そして閉じる時に14日間を1コースとして、パクリタキセル(60mg/m2)を腹腔内投与します。

その後28日のコースとして2回行います。終了後は原則として標準の全身的化学療法、S-1単剤療法又はS-1・シスプラチン併用療法を行います。

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