胃癌の症状や治療を知る |胃がん調べるネット

胃がん調べるネットトップ > 術後の後遺症カルシウム吸着障害(原因・症状・治療等)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

カルシウム吸着障害(原因・症状・治療等)

ビタミンの吸収不足が原因で起こる疾患

胃癌治療などで、胃を切除後すると胃酸の減少や小腸の細菌の異常等の消化吸収障害によって、カルシウム、ビタミンDが吸収されにくくなります。

それが原因となって、骨基質へのカルシウムの沈着に支障をきたし、骨粗鬆症骨軟化症を引き起す場合があります。胃切除後のカルシウム吸着障害による骨障害(主に骨粗鬆症)の発生頻度は30~40%といわれています。

骨粗鬆症の症状

骨粗鬆症は骨の密度が減って骨の内部にスが入ったようにスカスカになる病気です。
胃癌による場合は、生理的な症状以上に治療や対策が必要です。放置すると骨折しやすくなります。

手術による骨への影響は術後5~10年後に出てくるとされていますが、高齢者や女性、また術前から骨密度の低い人は、早めの骨粗鬆症予防策が求められます。
また、カルシウム吸収に不利な術式の場合も早め対策が必須です。
カルシウムは上部空腸で吸収されるため、食物が十二指腸を通るビルロートⅠ法の方がビルロートⅡ法よりカルシウム吸収には有利とされています。

予防と改善方法

骨の強化に有効な牛乳は、吸収されやすいのでカルシウム補給に適しているのですが、胃切除後、乳糖分解酵素が欠乏するために起こる「牛乳不耐症」で、牛乳に含まれている乳糖が分解されず、腹鳴、腹痛、下痢などの腹部症状を起こすリスクがあります。

対策としては、カルシウムを多く含む食品などで上手にカルシウムを摂取しましょう。
骨粗鬆症予防には納豆に含まれるビタミンKが有効とされています。
食事で間に合わない場合は、乳酸カルシウム、活性型ビタミンDを経口投与するなど、カルシウム製剤などを上手に取り入れて下さい。

スポンサードリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

INDEX 胃癌とは何か 胃癌の検査を詳しく 胃癌の主な治療法 治療後の心配事 胃癌との関係は?知っておきたいピロリ菌

Copyright(c)胃がん調べるネット All rights reserved.