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胃切除後胆石(原因・症状・治療等)

胆嚢内に胆石ができる疾患

「胃切除後胆石」とは、胃切除後数年で形成される胆嚢結石のことです。
主に胆嚢内の胆汁うっ帯によって胆石が形成されます。
胃切除後の胆石発生頻度は15~20%と言われています。胃切除後胆石の場合、多くは無症状です。

胃切除後胆石の原因・症状

胃癌治療で胃の手術時に胆嚢の神経が切れてしまうことはしばしば起こります。
リンパ節郭清などを行うことで、迷走神経が切離されるからです。胆嚢の神経が切れると、その結果、胆嚢収縮が低下するなど胆嚢の動きが悪くなりがちです。

胆嚢は十二指腸につながっていて,脂肪を含んだ食物が十二指腸に流れてきた時に,ためていた胆汁を十二指腸に放出し、消化・吸収を助ける役割を担います。
胆嚢の動きが劣化すると、胆汁排泄が障害されます。

さらに胃切除後は胆道感染をおこす場合もあって、こうした状況が影響し、ビリルビンカルシウムを析出させることで胆石を発生させると考えられます。

胃切除後胆石の予防法

最近はリンパ節郭清の範囲を縮小できる症例などで、迷走神経肝枝を温存する手術が積極的に行われているので、胃切除後胆石のリスクは低下しています。

迷走神経肝枝を温存した場合の胆石発生率は約4~10%となっています。
迷走神経肝枝だけでなく腹腔枝も温存することで、胆石発生をさらに予防できるとされています。

術後長期の絶食や高カロリー輸液も胆汁うっ帯を助長しやすいのですが,最近は手術後の食事開始時期が早まることで,高カロリー輸液を使わないため、それが原因の胃切除後胆石は少なくなってきています。

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