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術後の後遺症「胃切除後症候群」

胃切除に伴う合併症の総称

「胃切除後症候群」とは、胃癌治療などによる胃切除に伴う機能的および器質的な障害のうち、比較的後期に起こるものの総称です。

胃の切除時には、残胃と食道や腸とをつなぎ合わせて再建する手術も同時に行われますが、胃の機能低下はどうしても不可避です。食べたものをためる働きもなくなりますし、消化能力も落ちます。
それによって胃のもたれ、吐き気、嘔吐や腹痛などの症状が出ます。
また胃は食べ物を消化する働きの他に、血液を作り出すのに必要な成分も分泌しているので、貧血などの症状も表れます。

胃切除後症候群の種類と疾患

胃切除後症候群には、機能的障害器質的障害があり、機能的障害は胃そのものや神経関係の切離によって起こる、神経反射と体液性因子が関与する症状を指します。
代表的なものとしては「術後ダンピング症候群」や「輸入脚症候群」、下痢、消化吸収障害があります。

器質的障害としては術後の貧血や骨代謝障害、逆流性食道炎や残胃胃炎などがあります。
機能的・器質的障害の両者が関係したものとして「胃切除後胆嚢機能障害」があります。

術後の経過チェックが重要

「術後ダンピング症候群」は胃の食事貯留能の低下により、食後急速に食事内容が小腸へ流入することによって起こるといわれています。
「輸入脚症候群」は癒着や狭窄によって輸入脚内に胆汁と膵液が停滞して拡張し、それらの内容物が急激に胃内に逆流して起こります。

胃切除後症候群は、手術直後に現れる場合もありますが、術後数か月や数年経過した後に症状が出るケースもあります。残胃に癌が発生することもあり、術後の経過のチェックが重要です。

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